失敗しないリフォーム【外壁塗装工事の工事の手順のご紹介】

失敗しないリフォーム【外壁塗装工事の工事の手順のご紹介】

失敗しないリフォーム【外壁塗装工事の工事の手順のご紹介】

外壁塗装工事

 

住宅のメンテナンスの大きな工事となる【外壁塗装工事】についてのご紹介です。

 

外壁塗装工事は外壁面をきれいにするだけではなく、外壁面の防水性能を保つという、住宅にとって非常に重要なメンテナンスです。
そのため、しっかりと施工をしてくれる業者に任せないと大変なことになります。

 

特に下地の施工は、工事完成後には見えなくなってしまいますので、本当に信頼の置ける業者に任せたいものです。

 

外壁塗装工事の工事手順

外壁の防水塗装工事の施工の手順をご紹介します。(防水塗装ではない、色の塗り替えの場合にはこの手順とは違うケースもあります)

外壁塗装工事の一般的な施工の手順
  1. 近隣への工事開始の挨拶回り
  2. 足場組み立て
  3. 外壁面の高圧洗浄
  4. サッシ部分等養生
  5. 下地剤、塗装
  6. 中塗剤、塗装
  7. 仕上げ塗剤、塗装
  8. 細部塗装
  9. 確認、検査
  10. 足場解体
  11. 確認、工事完了
  12. 近隣への工事が終了した事の挨拶回り

通常はこのような施工の手順で行うことが多いです。

 

では、各施工の工程の注意ポイントを順番にご紹介します。

 

近隣への工事開始の挨拶回り

これは、工事とは直接関係ないと思うかも知れませんが、非常に大切なことです。
挨拶を行わないで、着工をすると、クレームがきたり、問題が発生したりとし、結果として、施主であるあなたにも、迷惑がかかってしまいます。
また、挨拶が無かったといって、ご近所問題に発展してしまったケースもありました。
そんな事にならないように、着工前の現場周りの挨拶は非常に重要なのです。

 

足場組み立て

足場の組み立ての際の注意点は、外壁やその他の部分に足場で、傷をつけないかということです。
足場は鉄製の組み立て式の足場を使用するケースが多いので、そのような重くて硬いものが、塀や車などに接触すると、傷を作ってしまいます。
このような足場の組み立ての際のトラブルは、実は非常に多いのです。

 

外壁面の高圧洗浄

足場を組み立てた後は、外壁面の高圧洗浄です。
高圧洗浄は、外壁面の汚れやほこりを落として、外壁面と下地塗料がしっかりと密着するようにする為に行う工程です。
ただ単にきれいにしているだけは無いので、しっかりと洗浄をしているか、洗浄していない部分は無いかを確認します。

 

サッシ部分の養生工事

高圧洗浄が終わると、次にサッシ部分に養生をする工事が始まります。
養生とは、塗装の際に、塗料が伝はいけない部分をビニールなどで覆って、塗料が付かないようにすることです。
この養生を丁寧にやっているかという部分も注意してみるポイントになります。

 

外壁防水下地材塗装

養生が終了しますと、いよいよ、本工事の防水塗装工事が始まります。
まずは、下地材を塗装します。
この下地材は、外壁の種類によって違った種類のものを使います。この下地の塗料の選び方は専門家に任せるしかありません。
下地の塗装の段階では、下地がむら無く塗装されているかをしっかりと確認してください。

 

この下地材は既存の外壁面と新しい防水膜をしっかりと密着させる役割がありますので、塗られていない部分があったら、施工後何年かして剥がれてきます。

 

一般的な塗料を使っている場合には、塗装してある部分としていない部分は一目見れば区別が付きますので、家の周りを確認するくらいで大丈夫でしょう。

 

外壁防水中塗り塗装

下地の塗装が終了しますと、次は中塗りが始まります。
中塗りは防水膜の膜厚の確保を目的として行う工程になりますので、しっかりと膜厚を取って塗装されているかが問題になります。

 

確認方法は目視になりますが、基本的は確認方法として、下地の色が透けていないか?という点を確認する方法になります。
逆にそれ以外の方法は一般の方にはありません。塗料のメーカーには、塗装の膜厚を塗装工事が終了した後でも計測することができる計測器があるのですが、研究目的の機材ですので、めったなことでは現場で使用することはありません。

 

外壁防水仕上げ塗装

中塗りが完了すると、いよいよ仕上げ塗の開始です。
仕上げぬリフォームは、希望した色になりますので、家の雰囲気もかなり変わるかも知れません。
確認のポイントは、やはりしっかりと塗装されているかという点になります。

 

中塗りと同じ色の場合には、仕上げ塗をした部分としていない部分の判断が付かないケースもありますが、この段階までくれば、その業者が信頼できるのか?しっかりと確認しなければ問題がありそうなのかが分かっていると思いますので、問題をかんじる場合はしっかりと確認をしたほうが良いかも知れません。

 

中には、中塗りと仕上げ塗の色を変えてくれる業者もいますので、その場合には確認がしやすくなりますね。

 

細部塗装

ここまでくればあと少しで工事が完成です。
細部の塗装は、外壁以外の木部や鉄部の塗装工事になります。
基本的には希望の色を塗装してくれますが、家に使う色は一般的には、3色、多くても4色までが落ち着いているといわれていますので、あまり色々な色を希望しないほうが無難です。

 

確認するポイントは、きれいにハミ出ないで塗装できているかという点を確認すれば十分でしょう。

 

検査、確認

さて、工事の最終の検査の段階です。
まずは、現場の担当者が社内検査を行います。そこで問題が無ければ、お客さまの確認をしてもらう完了検査になります。
ここでは、疑問に思った部分や、納得できない部分は遠慮なく確認をして下さい。

 

足場解体工事

さて検査も終わりましたので、足場の解体工事になります。
しかし、気を抜くことはできません。足場の解体で、外壁に傷が付くなんてこともよくあることです。

 

最終確認

足場の解体が完了したら、最終確認になります。
傷や問題点が無いかをしっかりと確認をして下さい。
問題や、納得できない部分があったら、遠慮なく言って下さい。


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